
はじめに
外壁塗装のご相談をいただく中で、意外と多いのが、
「前回何の塗料を使ったか分からないんです」
「何年前に塗装したかは覚えているけど、詳しい内容は分からなくて…」
というケースです。
実際、塗装工事は何度も行うものではないため、
年数は覚えていても、使用した塗料名や施工内容までは記憶に残っていないことも少なくありません。
ただ、次回の塗装を考えるうえでは、この情報が意外と重要になることがあります。
1. 前回の内容によって、次の施工が変わることもある
外壁塗装では、塗膜の状態や相性によって下地処理の方法や下塗り材の選定が変わることがあります。
もちろん、「前回の塗料が分からないと塗装できない」というわけではありません。
ただ、情報が分かっていると、より状態に合った施工を考えやすくなります。
建物の状態を見ることが前提ではありますが、過去の履歴も大切な判断材料のひとつです。
2. 「塗料名」だけではなく、工事内容も大切
覚えておくと役立つのは、塗料名だけではありません。
例えば、
| 確認したい内容 | 理由 |
|---|---|
| 施工した年 | 次回時期の目安になる |
| 使用した塗料 | 次回の参考になる |
| 外壁・屋根どちらを施工したか | 工事範囲を把握しやすい |
| コーキング工事の有無 | 劣化状態の確認材料になる |
| 保証内容 | 今後の対応確認につながる |
細かい情報まで覚えておく必要はありませんが、残しておくと将来的に役立つことがあります。
3. 「分からない」は珍しいことではない
実際には、前回の塗装内容が分からないケースは珍しくありません。
中古住宅をご購入された場合や、かなり前に施工された場合は、資料が残っていないこともあります。
また、工事当時は詳しく説明を受けていても、数年経つと細かな内容は忘れてしまうこともあります。
そのため、「覚えていないから大丈夫かな?」と不安になる必要はありません。
4. 記録を残しておくと、次に役立つこともある
塗装工事は、一度行って終わりではなく、将来的に再びメンテナンスを考える時期が来ます。
そのときに、過去の情報があると判断しやすくなることがあります。
・工事写真
・保証書
・施工内容の資料
・塗料缶の写真
こうしたものを残しておくだけでも、次回の参考になることがあります。
「今必要だから」ではなく、「将来のために残しておく」という考え方も大切です。
さいごに|次回の自分への引き継ぎにもなる
外壁塗装は、数年後や十数年後に再び考えることになる工事です。
その頃には、今回の工事内容を細かく覚えていない可能性も十分あります。
だからこそ、「今の記録」を少し残しておくだけでも、次回の判断がしやすくなることで、
今の自分のためだけでなく、将来の自分やご家族への引き継ぎとして考えておくのも良いかもしれません。

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