
はじめに
モルタル外壁は、独特の風合いや意匠性の高さから根強い人気のある外壁材です。
一方で、「ひび割れが入りやすい」というイメージを持たれている方も少なくありません。
実際、現場でもモルタル外壁のひび割れに関するご相談は多く見られますが、
それは施工不良だけが原因ではなく、素材の特性による部分も大きく関係しています。
1. 材料の性質による収縮
モルタルは、セメント・砂・水を混ぜて作られる材料で、乾燥する過程で水分が抜けていきます。
このとき、わずかに体積が縮む「乾燥収縮」が起こります。
この収縮によって内部に引っ張る力が生じ、表面にひび割れとして現れることがあります。
特に施工後間もない時期に見られる細かなひび割れは、この影響によるものが多いです。
2. 建物の動きによる影響
建物は常にわずかに動いています。
地震だけでなく、風や車の振動、さらには日々の温度変化によっても伸縮を繰り返しています。
しかし、モルタルは比較的硬く、こうした動きに柔軟に追従しにくい性質があります。
そのため、建物の動きに引っ張られる形で、ひび割れが発生することがあります。
3. 温度変化による膨張と収縮
外壁は、日中の直射日光によって温度が上がり、夜間には冷えていきます。
温度差によって、モルタルは膨張と収縮を繰り返していき、
そしてこの、繰り返しによって徐々に負担が蓄積され、ひび割れとして表面に現れることがあります。
特に南面など、日差しの影響を強く受ける面では発生しやすい傾向があります。
4. 下地との動きの違い
モルタルの下には、木材やボードなどの下地があり、
これらの下地も温度や湿度の影響を受けて伸縮しますが、モルタルとは動き方が異なります。
この“動きの差”がストレスとなり、表面のモルタルにひび割れを生じさせる原因となりますので、
見た目には分かりにくい部分ですが、構造的に起こり得る現象です。
5. ひび割れは“異常”とは限らない
モルタル外壁のひび割れは、すべてが異常というわけではありません。
細かなヘアークラックであれば、すぐに大きな問題につながらないケースもあります。
ただし、幅が広いものや深さのあるもの、同じ箇所に集中している場合は注意が必要です。
状態に応じて、適切な補修やメンテナンスを検討することが大切になります。
さいごに|素材の特性を理解することが大切
モルタル外壁のひび割れは、単なる不具合ではなく、材料の性質や建物の動きによって起こるものです。
そのため、「なぜひび割れているのか」を理解したうえで判断することが重要になります。
すべてを過度に心配する必要はありませんが、状態を見極めることが、適切な対応につながります。
気になるひび割れがある場合は、一度確認しておくと安心です。

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