
はじめに|タテイルシリーズとは?
無機塗料と聞くと、「とにかく長持ちする塗料」というイメージを持たれる方が多いかもしれません。
実際に、プレマテックス株式会社が開発した
「タテイルシリーズ」非常に高い性能を持つ無機ハイブリッド塗料です。
その中の「タテイル」「タテイル2」では、何が違うのでしょうか。
スペック表だけを見ると似ています。
しかし、私たち現場目線で見ると“設計思想”に違いがあります。
出典:タテイルシリーズ|特別製品情報|プレマテックス株式会社|建築用塗料メーカー
タテイルシリーズが高評価される理由
タテイルシリーズは、無機塗料の耐久性と、有機成分の柔軟性を融合させたハイブリッド設計。
無機の強さだけでは割れやすくなり、有機の柔軟性だけでは耐候性に限界が出る。
その両方の長所を活かすことで、塗膜の「強さ」と「しなやかさ」を両立させています。
その結果として実現しているのが、
- 紫外線に強く、劣化しにくい超耐候性
- 雨水で汚れを洗い流す超低汚染性
- 藻やカビの発生を抑える防藻・防カビ性
- 長期にわたって外観を維持する美観保持力
を高いレベルで実現したシリーズです。
どちらも高性能であることに違いはありません。
しかし実は、その高性能を「どう発揮させるか」という守り方の思想に違いがあります。
性能 比較一覧
| 項目 | タテイル | タテイル2 |
|---|---|---|
| 耐候性 | 珪石(石英)由来樹脂による超耐候性 | 有機HRC技術による超耐候設計 |
| 塗膜特性 | 高硬度5H(傷に強い) | 高靭性(しなやかで破断しにくい) |
| 追従性 | フレキシブル性あり | より追従性を重視 |
| 低汚染性 | ハイドロクリーニング効果 | 持続型親水層による超低汚染 |
| 難燃性 | あり | あり |
| 防藻・防カビ | あり | あり |
| 美観性 | 重厚感重視 | ミクロ平滑による高光沢 |
| 耐変色性 | 高い | 有機顔料制限でより安定 |
数字や項目を見ると大きな差はないように感じます。
しかし、本質は“塗膜の性格”です。
タテイルは「強さ」を極めた設計
タテイルは、ガラスの主成分である珪石(石英)を原料とした合成樹脂を採用。
さらに高硬度5Hという強い塗膜を形成します。
傷がつきにくく、摩耗にも強い。
いわば、外壁に「強固な鎧」をまとわせるような設計です。
物理的ダメージが想定される環境や、
とにかく耐久性を最大化したい場合に適しています。
タテイル2は「しなやかに守る」設計
一方、タテイル2のキーワードは“高靭性”。
塗膜は強いだけでなく、しなやか。
建物は、季節や温度変化によって必ず膨張・収縮します。
そのわずかな動きに追従できるかどうかは、長期耐久において非常に重要です。
タテイル2は、有機HRC技術によって塗膜全体の安定性を高め、
- 割れにくい
- 破断しにくい
- 動きに追従する
という特性を持たせています。
硬さだけでなく、「持続的な安定」を重視した設計です。
美観維持に対するアプローチの違い
どちらも超低汚染性を持っていますが、
タテイル2は“持続性の高い親水層”を強く打ち出しています。
雨水が汚れを浮かせて洗い流すハイドロクリーニング効果を、長期間維持する設計。
さらに、
- ミクロレベルの平滑性
- 高光沢仕上げ
- 耐変色性(有機顔料の制限)
外観の美しさを長く保つ思想がより明確です。
なぜ戸建住宅ではタテイル2が選ばれやすいのか
戸建住宅では、
- 外壁材の動き
- 日射による温度差
- 微細なクラック
が必ず発生します。
そのため、硬度だけではなく、追従性や靭性が重要になります。
タテイル2は、その“住宅特有の動き”に対応する設計思想を持っています。
だからこそ、戸建との相性が良いのです。
まとめ|優劣ではなく、守り方の違い
どちらも優れた性能を持っています。
けれど、本当に大切なのは「スペックの高さ」だけではありません。
その家にとって、どんな守り方がふさわしいのか。
立地、外壁材、築年数、そしてこれから何年住み続けるのか。
そこまで考えたうえで選ぶこと。
それが、後悔しない塗料選びだと私たち未来美創は考えています。

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