
はじめに
外壁塗装の失敗例で最も多いのが 「塗膜の剥がれ」。
その原因は“塗料が悪いから”ではありません。
実は、
下地がしっかり乾いていない状態で塗ってしまうことこれが剥がれの大きな原因になります。
しかし、この“乾燥の見極め”は一般の方が気づきにくく、
業者の技術力や判断力で大きく差が出る部分でもあります。
未来美創が現場で大切にしている
「乾燥」と「密着」の話を、分かりやすく解説します。
1. なぜ乾燥不足が“剥がれ”に直結するのか?
外壁塗装は、ただ上から塗るだけでは完成しません。
塗料は “下地に密着してはじめて性能を発揮する” もの。
しかし下地が濡れていると、
その水分が“膜”になり、塗料が外壁に密着できなくなります。
密着できない → 表面だけ固まる → 後からペリッと剥がれる
という流れです。
2. 「乾いて見えるけど濡れている」外壁は意外と多い
ここが最も大事なポイント。
外壁は、見た目だけで乾燥を判断すると失敗します。
【乾いたように見えても、実は内部に水を含んでいる例】
- 前日の夜露が内部に残っている
- 低温で乾燥が極端に遅い
- サイディングが水を吸った状態
- 高圧洗浄後に陰になっている面だけ乾きが遅い
- 北面(太陽が当たらない面)の水分
見た目が乾いていても、
触る・温度を見る・含水チェックをする職人の感覚と経験が必要になります。
3. 乾燥不足で起きるトラブル
① 塗膜の剥がれ
一番多いトラブル。
“数ヶ月〜数年後に突然”起きることも。
② 膨れ
塗膜の下に残った水分が膨張し、泡のように盛り上がる。
③ 仕上がりムラ
乾きが均一でないとツヤ・色が不揃いに。
④ 塗料の耐久年数が極端に落ちる
本来15年持つ塗料でも、乾燥不足だと数年で劣化することも。
4. 職人が“乾燥を読む”という仕事
乾燥の見極めは「天候・温度・湿度・風・素材・時間」
すべての条件を総合的に判断して行います。
未来美創の職人は、下記を必ず確認しています。
- 外壁の温度
- 手触り(吸い付き感・湿気の感触)
- 朝露の残り方
- 日陰・北面の乾燥の“遅れ具合”
- 湿度(70%以上は塗装NGのことも)
- 高圧洗浄後の乾燥時間
- 素材別の乾き方(サイディング・モルタル・ガルバ)
この「見えない部分」の判断こそ、施工品質に最も差が出るポイントです。
5. 乾燥不足を防ぐために未来美創が徹底していること
雨の日・雨上がりすぐは塗らない
朝露が消えるまで待つ(特に屋根)
北面や日陰は「前日より長め」に乾燥時間を確保
素材によって乾燥時間を変える
“乾かすためだけの日”を作ることもある
焦って塗らず、塗料が最も密着するタイミングを選ぶ
乾燥の判断を誤らないため、
未来美創は無理なスケジュールで塗装を進めません。
6. まとめ|乾燥の見極めが“長持ち塗装”のカギ
塗装を長持ちさせるためには、
「良い塗料を選ぶこと」と「乾燥の見極め」がどちらも欠かせません。
どんなに性能の高い塗料でも、下地が乾き切っていない状態では本来の耐久性を発揮できません。
逆に、乾燥管理ができていても、外壁の環境に合っていない塗料では劣化が早まります。
だからこそ未来美創は、
- 建物の素材・立地に合った“高耐候塗料”(無機・フッ素・高耐久シリコンなど)を選ぶこと
- 塗料がしっかり密着し、性能を発揮できる“乾燥のタイミング”を見極めること
この 2つをセットで徹底しています。
“良い塗料 × 正しい乾燥判断” が揃ってはじめて、家を長く守れる塗装になります。
未来美創は、塗料の品質と職人の判断力の両方にこだわって
お住まいがしっかり長持ちする施工を行っています。

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