初めてでも分かる！外壁塗装の色選びと人気色の特徴

2023.03.16

ご自宅の外壁塗装を検討する際、まず悩まれるのは外壁の色だと思います。
外壁塗装は、どのような色を選ぶかで、家全体のイメージが左右されてしまいます。
個人的な好みで色を選んでしまうと失敗するケースも多いため、どのような家にしたいのかをイメージして、色選びをしなければいけません。

今回は色選びで失敗しないための知識と人気色の特徴をご紹介します。
是非参考にされて、理想の外壁を実現してください。

外壁塗装でよくある４つの失敗例

外壁塗装は、大切な家に長く住むための定期的なメンテナンスです。
初めて外壁塗装をした方に多いのが、下記のような失敗例です。

イメージした色と違う

外壁塗装の一番多い失敗が、「思っていたイメージと違う」という意見です。
ちゃんとカタログなどから選んだはずなのに、「思っていた色よりも派手になった」「建物全体がぼんやりしてしまった」など意見は様々です。

色落ちや汚れが目立つ

色の持つ特性を考慮しなければ、色褪せや汚れが目立ってしまうことがあります。
例えば、淡い色の外壁は、風雨や車の排気ガスによって、汚れが目立ちやすくなってしまいます。
また、濃い色や鮮やかな色の外壁は、直射日光によって色褪せが目立ったりします。

周りの色と合わない

せっかく外壁を塗り替えたのに、周辺の色と調和せず自宅だけ浮いて見えてしまうことがあります。
また、屋根をはじめ、窓・ドアなどの付帯部分も外壁の色と相性が合わずに美観を損ねてしまうこともあります。

組み合わせや配色が微妙・・

塗料を３色以上使用して塗装すると多い、失敗例です。
気に入った色を好きな場所に使用すると、配色にまとまりがなくなり、建物全体の仕上がりが悪くなってしまいます。

外壁塗装の色選びで最初に知っておきたい５つの基礎知識

外壁塗装は10年近く塗り替えることがないので、色選びは慎重に行う必要があります。
特に、色のもつ「特性」を理解した色選びが重要です。

気候や太陽光によって色は変化する

天気などの気象条件や太陽光の時間によって色は変化します。
色を選ぶ際には、蛍光灯の下ではなく屋外で「色見本」を確認しましょう。
時間があるなら、朝や午後、夕方と、色の変化を見てみるのもオススメです。

ツヤの加減に気をつける

色によってはツヤの加減によって光が反射してしまうので、光沢感のある外壁になってしまいます。
もし、落ち着きのある外壁や上品な外壁のイメージで仕上げる予定なら、艶消し塗料を選べば問題ありません。

塗装面の大きさによって色の見え方が異なる

色には、広い面積で見ると明るい色が「薄い色」に見え、暗めの色が「濃い色」に見える「面積効果」というものがあります。
カタログや色見本だと、小さな色で判断してしまうため、思った色と異なってしまうことがあります。
失敗しないように、塗装業者から大きめの色見本などを準備してもらって、色の確認をした方が良いでしょう。

同じ色でも隣接色で色合いが変わる

隣接色の影響を受けて、本来の色の明るさと違う明度になることを明度対比、隣接色が補色関係にあり彩度が変化する事を補色対比と言い、色の見え方がそれぞれ変化します。
複数の色で塗装する際に失敗しやすいので、カラーシミュレーションなどで確認した方がいいでしょう。

景観条例がある地域も

自治体によっては、景観条例や景観ガイドラインが定められている地域があります。
この条例がある地域では、基本的にピンクなどの奇抜な色や目立ちやすい色は、届出が必要になります。
珍しい色の外壁を検討している場合には、業者の方に相談してください。
場合によっては、罰金などの罰則が科せられることもあるので注意が必要です。

失敗しない外壁色の選び方

外壁塗装は、気に入らなくても一度塗ったらやり直しができません。
もし失敗して塗り替えになった場合には、さらに費用がかかってしまいます。
そうならないためにも、ポイントを理解して色選びしましょう。

周辺住宅に配慮する

色選びでは個性を出しすぎないように、近隣住宅との色のバランスを考えなければいけません。
近くからだけでなく、少し離れた場所からも景観が崩れないよう配慮する必要があります。

施工事例の多い業者を選ぶ

実績を持った業者を選ぶことで、施工事例を見ながら色選びの相談に乗ってもらえます。
同じ色を使用しても、業者の腕によって、色の発色や耐久性が変わります。
今後のメンテナンスもあるので、実績豊富でフィーリングの合う優良業者を選ぶことが重要です。

ツヤ加減を確認する

外壁塗装は、色だけでなく「ツヤ感」も選ぶことができます。
ツヤありから、7分、5分、3分、ツヤなしと調整することができます。
ツヤがあるかないかだけでも家の印象は大きく変わります。
不安であれば、業者の方に試し塗りをお願いすると良いでしょう。

大きめの色見本を使う

カタログとカラーシミュレーションだけで色を決める方も少なくありません。
参考程度にするなら問題ありませんが、モニターディスプレイやコピー機、外部環境によって、実際の色と異なるのでオススメはしません。
必ず、大きめの色見本を太陽光の下で午前と夕方に確認するようにしましょう。

付帯部の色にも注意

外壁・屋根以外の窓周りやドア、雨樋、ベランダなどが付帯部です。
付帯部の色とのバランスを考えなければ、統一感がない住宅になってしまいます。
アクセントカラーとして塗装するとオシャレになるので、違和感がないように色を決めましょう。

外壁塗装で使用される人気色の特徴

塗料メーカーで人気のある代表的な色の特徴をご紹介します。
色にもそれぞれ清潔感や高級感などの個性がありますが、ツヤ消しや高機能な塗料を使用することで、理想の外壁を長持ちさせることができます。

グレーの特徴

グレーは、モダンでスタイリッシュな印象を与えます。
色の濃淡により、重厚感や高級感が変化します。
汚れも目立ちにくいため、最近人気の色となっています。

ベージュの特徴

ベージュは、落ち着きと温かみがある印象を与えます。
和洋問わず、どのような住宅の外壁にも調和し周辺環境にも馴染みやすいのが特徴です。
汚れが目立ちにくく、膨張効果もあるため、家が大きく見える効果もあります。

ブラウンの特徴

ブラウンはナチュラルカラーのため、温もりと安心感を与えてくれます。
汚れや色褪せが目立ちにくく、濃度によってガラッと印象を変えることができます。
アクセントカラーやツートンカラーで使用する際にも、非常に組み合わせしやすいのが特徴です。

ホワイトの特徴

ホワイトは清潔感と高級感があり、どのような色とも合わせやすい人気色です。
明るい印象で膨張効果があるので、広がりのある家に見えるのが特徴です。
また、太陽の光を反射させやすく、室内を快適に保つ効果もあります。
汚れが目立つという理由で避ける方がいらっしゃいますが、低汚染塗料を使用すれば問題ありません。

ブルーの特徴

ブルーは、クールでスタイリッシュな印象を与えるので、最近とても人気がある色です。
非常にインパクトがあり、海外のような住宅の雰囲気もあるのですが、周囲の住宅とのバランスが重要になってきます。
濃い目のブルーは色褪せや汚れが目立ちやすくなるため、業者の方に相談して取り入れましょう。

初めての外壁塗装は未来美創へ

外壁塗装で失敗しないためには、専門の塗装業者に相談するのがベストです。
ご自身の希望の色をカタログから選んだら、カラーシミュレーションでバランスを確認し、すぐに即決というわけではありません。
専門業者から大きいサイズの色見本を借りて、時間帯や天候を変えながら色を確認してください。

外壁塗装では色が重要ですが、同じように塗料の性能にも注目しなくてはいけません。
色褪せや汚れが目立ってしまわないように、長持ちする塗料やセルフクリーニング性能がある塗料を選ぶ必要があります。
合わせて、色が悪目立ちしないように、艶消し塗料なども検討してください。
希望の外壁を実現するためにも、時間をかけて後悔しない色選びをしてください。

もしあなたが、外壁塗装の色選びでお悩みなら、未来美創へご相談ください。
未来美創は、佐賀県をはじめ周辺地域で豊富な経験と実績を持った外壁塗装のプロです。
未来美創は、お客様の不安が解消されるよう徹底的にカウンセリングを行ってから塗装を行うので、安心してお任せすることができます。
塗料メーカーによる塗り替えガイドブックもプレゼント中ですので、お気軽にお問い合わせください。

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