弊社のヒアリングアンケート調査の中でよく聞かれるご質問やお悩みをご紹介。
外壁塗装をご検討の場合に、ぜひご参考にしていただければと思います。
他社の見積もりで200万円を超えたものがあったのですが、高い?安い?
保証ってありますか?また、施工後に何かあった場合はどうすればよいでしょうか?
市販の高圧洗浄機を使って外壁のカビやコケを落としても大丈夫ですか?
外壁のつなぎ目の隙間やヒビ割れを自分で補修することはできますか?
台風や強風で、瓦がズレたり飛んだりしないかを調べたいのですが……。
外壁や屋根の塗装のタイミングを教えてください。
一般的には8~10年程度ですが、家屋の状況によってさまざまです。
まずは外壁簡易チェックでメンテナンスすべきかどうかをご確認ください。
外壁・屋根は、雨風や紫外線などの外的要因から家屋を守ってくれる重要な建材です。
塗装が不要な粘土系の和瓦を除いて、建材は塗装(塗料)によって保護されており、雨などの水分が内部に侵入しないよう働いてくれています。
しかし、塗装も無敵なわけではありません。
長年、外的要因にさらされると塗膜が劣化し、同時に外壁や屋根自体も劣化が進行してしまうのです。
塗装(塗料)を日焼け止めクリームに例えるならば、塗装したては日焼け止めクリームを塗ってすぐの状態。
効果は抜群ですが、紫外線を浴び続けることで徐々に効果は落ち、肌は日焼け(火傷)状態になります。
人の場合は再生能力があるので代謝によって皮膚は生まれ変わりますが、外壁や屋根は傷み続ける一方です。
紫外線だけでなく雨水、特に酸性雨も建材にとっては劣化を促す大敵です。
外的要因によって劣化が進行し、役割を果たせなくなると雨漏りなどの被害につながるため、家屋の状況把握が大切になってきます。
屋根のチェックは危険なので、外壁の簡易チェックでお住まいの状況を診断してみましょう!
外壁簡易チェック
チェックが4つ以上の場合、あるいは危険度の高い項目を1つでもチェックした場合は、ぜひメンテナンスをご検討ください。
外壁塗装の費用はどれくらいかかりますか?
塗装面積・使用する塗料によって異なるため、相場表をご覧ください。
外壁塗装の費用は、使用する塗料や塗装面積をもとに算出します。
塗装面積とは外壁の総面積から窓やドアなどの開口部を差し引いた面積を指します。
同じ延べ床面積の家屋であっても、開口部の面積や凹凸具合によって塗装面積が異なるため、見積もりを出さないことには正確な費用を算出することができません。
見積もりを依頼する前に費用感を知りたい方は以下の相場表を参考にしてください。
20坪:約60万円~、30坪:約75万円~、40坪:約90万円~、50坪:約105万円~、60坪:約120万円~
外壁塗装と合わせて屋根塗装を実施する場合は、上記にプラス30万円~60万円が加算されるとお考えください。
他社の見積もりで200万円を超えたものがあったのですが、高い?安い?
外壁と屋根の全塗装であれば妥当な金額の範囲内です。
塗料の価格や家屋の劣化状況によって見積もり額は左右されます。
傷み具合が悪ければ悪いほど、必要な下処理の手間や材料費がかかるため、塗装費用も高額になってしまいます。
ただし、見積もりの内容次第では高額といえる場合もあります。
工事には下塗り~上塗りの塗料代、人件費、足場代、コーキング費用など省くことができない必要経費があります。 足場の組み方を変えたり、塗料の質を多少下げたりするといった工夫により、工事費用を下げることは可能です。
しかし、やってはいけないコストダウンもあります。
- 塗料の質を下げすぎる
- 必要な下処理を省く
- 細部までの手間を省く
- 既定の塗布量を守らない
技術のある職人を使うか、技術の少ない職人を使うかでもコストは変わってきます。
他社でお見積もりをとった結果、価格に不信を抱いた方、見積内容が不明瞭な方などは、セカンドオピニオンとして未来美創にご相談ください。
保証ってありますか?また、施工後に何かあった場合はどうすればよいでしょうか?
弊社ではどのプランでも1年後の無料点検を実施しています。使用塗料によってはメーカー保証もありますが、保証の有無にかかわらず何かあった場合はお気軽にご相談ください!
弊社では1年後に無料点検にお伺いしています。
施工個所を点検し異常がないかどうか、しっかりと調査いたします。
また、プレマテックス社の塗料を使用したプランではメーカー保証も発行しています。
ただし未来美創の考えとしては、保証の有無にかかわらず、何か不具合やお困りごとがあった場合は、お気軽にご相談いただきたいです。
弊社の施工不良による場合は、責任をもって施工しなおさせていただきます。
ただし、人為的なものや構造上の不具合、災害によるものは対象外となりますのでご了承ください。
市販の高圧洗浄機を使って外壁のカビやコケを落としても大丈夫ですか?
外壁の状況によって異なるため注意が必要です。
カビやコケ、汚れなどを放置しておくと、外壁の劣化を促してしまいます。
こまめにメンテナンスをすることによって、外壁を守り、建物の寿命を延ばすことが可能です。
しかし使い方次第では、外壁を傷つけてしまう場合もあるため、注意しなくてはいけません。
高圧洗浄では、高い水圧によって外壁に付着したカビなどを除去します。
同じ場所に当て続けたり、噴射口を近づけたりすると、健康な塗膜をはがしてしまい、却って劣化につながる可能性もあります。
以下の場合は高圧洗浄機の使用は避けた方がよいでしょう。
- チョーキング現象が発生している
- 塗装面にヒビが入っている
- シーリング部分に変形やヒビが見られる
また、使用している塗料によっては経過年数にかかわらず、高圧洗浄はしないほうがいい場合もあります。
パっと見や素人目線では把握できないような細かな傷がある場合もあるため、「カビやコケをなんとかしたい……」と思われたら、まずは未来美創までご相談ください。
また、低汚染機能を持つ無機塗料であれば汚れの付着を防止できるため、こまめなメンテナンスが不要です。
無機塗料による塗装をご用命の場合も未来美創におまかせください!
外壁のつなぎ目の隙間やヒビ割れを自分で補修することはできますか?
ヘアークラックに限り、市販の材料で補修しても大丈夫です。
ヒビ割れには種類があり、0.3mm以下の髪の毛のような細かいヒビ割れをヘアークラック、外壁表面の水分が蒸発することでできる乾燥クラック、地震や地盤沈下等で生じる構造クラックが挙げられます。
ヘアークラックや乾燥クラックは緊急性は低いものの、放置しておくと雨漏りや水漏れの原因となり、外壁の劣化を促します。
構造クラックは、危険な状態にある場合は緊急的な対処が必要となります。
基本的にヒビ割れの補修は業者にまかせることをおススメしますが、ご自身で補修されたい場合、ヘアークラックであれば市販のシーリング材にて補修が可能です。
ご自身で補修される場合においてシーリング材を購入する際には、必ず変成シリコン系のシーリング材を選びましょう。
変成シリコン系以外に、屋内の水回りで使うシリコン系や、塗装が前提となるポリウレタン系のシーリング材もあるため間違えないようにしましょう。
ただし、ご自身でクラックを補修した場合、塗装をする際に表面に凹凸ができてしまう可能性もあります。
冷房・暖房の効き目が悪いような気がします。
遮熱塗料や断熱塗料による施工で緩和することができます。
塗料にはさまざまな機能を持つものがあります。
冷房や暖房の効き目が悪いと感じるお宅には、遮熱塗料や断熱塗料による塗装をおススメします。
遮熱塗料とは、塗膜が熱の吸収を抑え室内温度の上昇を抑制する塗料で、屋根・外壁・屋上などに塗布することで効果を発揮します。
夏場に冷房の効き目があまりよくないという方におススメです。
断熱塗料とは、熱の伝導率を抑制する効果を持った塗料で、外壁や内部の壁に塗布することで室内温度を快適に保たれば節電が期待されます。
結露対策にも有効で、冬場の寒さ対策だけでなく一年を通して室内温度に悩まされている方におススメです。
いずれも一般的な塗料よりも高価であり、家屋の構造や状況によっては効果が保証されない場合もあります。
まずは専門家による現状把握や効果の有無を調べることが重要です。
台風や強風で、瓦がズレたり飛んだりしないかを調べたいのですが……。
屋根の調査は危険が伴うため、必ず専門業者にご依頼してください。
地球温暖化により海水温が上昇し、毎年のように大型台風やゲリラ豪雨が発生しています。
一度や二度は耐えた屋根も、三度目には耐えられない可能性も考えられます。
特に瓦屋根の家屋にお住まいの場合は、瓦のズレによる雨漏りや、重たい瓦が飛散してしまう危険性も。
台風の後には一度、屋根の点検をご検討されてみてください。
ベランダの床面や裏側の軒天にシミができているのですが……。
笠木が劣化もしくは損傷している可能性があります。
ベランダの外周には手すりの代わりとなる壁が設けられており、上に載せている仕上げ材を「笠木」と呼びます。
笠木は見栄えをよくするための装飾材としての役割だけでなく、野ざらしのベランダから雨が建物に侵入するのを防ぐという重要な機能を持っています。
ベランダの床面や裏面の軒天にシミができている場合、笠木が劣化して雨が侵入している可能性があります。
放置しておくと腐食が進み、建物内部にも雨漏りが発生する場合もあるため、調査をしてみることをおススメします。
外壁塗装に興味を持たれている方へのワンポイントアドバイス
- 築10年以上の家屋は、外壁だけでなくベランダなどの防水機能が落ちている可能性もあります。
外壁のメンテナンスとともにベランダの点検も合わせて実施するのがおススメです。 - 築30年、もしくは外壁の損傷が激しい家屋は、塗り替えではなく、サイディングによる張り変え工事も視野に入れたご検討をされてみてはいかがでしょう。
- 多彩色の外壁材をお使いの家屋は、一色仕上げの塗装ではなくクリア塗装がおススメです。
お気に入りの色はそのままに、光沢のある外観に蘇ります。
ただし、築10年を超えて外壁の劣化が進んでいると損傷部分が見えてしまうため、クリア塗装を行うなら築10年未満がよいでしょう。 - 外壁塗装の際、色味や機能性を重視しがちなため上塗り剤に目が行きがちですが、美観を長持ちさせるには下塗り剤にもこだわりましょう。