
はじめに
外壁塗装を考え始めると、多くの人が最初に気にするのが「どの塗料が一番いいのか」という点です。
シリコン、フッ素、無機——。
インターネットにはランキングや比較記事が並び、「おすすめ塗料」が簡単に見つかります。
ですが現場に立つ私たちからすると、
実はその選び方こそが、塗装で失敗する原因になることがあります。
1.塗料の名前は“性能の一部”でしかない
塗料の種類はよく樹脂名で語られます。
しかし、これは例えるなら「車のエンジン形式」のようなもの。
同じガソリン車でも、
- 乗り心地重視
- 燃費重視
- スポーツ性能重視
と設計思想が違えば、全く別の車になります。
塗料も同じです。
同じシリコンでも、
- 紫外線への考え方
- 塗膜の硬さ
- 汚れへのアプローチ
- 密着性の設計
によって、性能は大きく変わります。
2.設計思想は「何を守るために作られたか」
塗料にはそれぞれ、“何を優先して設計されたか”があります。
例えば、
耐候性を最優先にした塗料は、
長期間の色あせに強い反面、硬すぎて外壁の動きに追従しにくい場合があります。
逆に柔軟性を重視した塗料は、
ひび割れには強いですが、別の部分で性能バランスが変わることも。
つまり、
すべてを完璧に満たす万能塗料は存在しません。
だからこそ、
建物に合わせた設計思想を理解することが重要になります。
3.スペック表では見えない「相性」という考え方
カタログを見ると、耐用年数や性能数値が並んでいます。
しかし実際の現場では、その数字だけでは判断できない要素があります。
- 外壁材の種類
- 既存塗膜の状態
- 日当たりや湿気
- 風向きや立地
同じ塗料でも、環境が違えば結果は変わります。
これは料理で言えば、高級食材でも調理法や組み合わせ次第で仕上がりが変わるのと同じです。
4.「高性能=正解」とは限らない理由
最近は超高耐久をうたう塗料も増えています。
もちろん技術は進化しています。
ただし、住宅のメンテナンスは塗料だけで決まるものではありません。
- シーリング
- 下地
- 施工精度
こうした要素が揃って初めて、本来の性能が発揮されます。
どれだけ優れた塗料でも、設計思想と建物の条件が合っていなければ意味がないのです。
最後に|私たちが提案するのは「考え方」
外壁塗装は、紫外線・雨風・温度変化など、過酷な環境から建物を守り、
将来のメンテナンス周期やトータルコストにも大きく関わる「保護設計」ともいえるものです。
そのため、塗料選びは名前や流行だけで判断するのではなく、「どのような考え方で設計された塗料なのか」という視点も重要になります。
耐候性を重視した設計なのか、汚れにくさを優先した設計なのか、あるいはメンテナンスサイクルを延ばすことを目的としているのか。
こうした設計思想を理解し、建物の状態や立地条件、将来の維持計画から逆算して選ぶことが、本当に長持ちする塗装につながると私たちは考えています。

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