
はじめに
外壁塗装の現場に立っていると、足場を組んだ瞬間や、外壁に触れた一瞬で
「この家、こういうメンテナンスをしてきたな」
「そろそろ限界だったな」と分かることがあります。
カタログや見積書だけでは見えないのが、外壁塗装の本当の姿です。
1. 足場を組んだ瞬間に分かる“この家の履歴”
足場を組み、建物全体をぐるりと見渡したとき、職人は多くの情報を読み取っています。
- 過去の塗装の丁寧さ
- どの面が一番傷んでいるか
- 雨や日差しの影響を受けやすい方向
たとえば、南面だけ極端に色あせていたり、北面にコケやカビが集中していたりすると、
「この家は日当たりや湿気の影響を強く受けているな」とすぐに分かります。
また、以前の塗装工事で下地処理の跡やラインの収まり、清掃の丁寧さを確認すると、
その工事がどの程度きちんと行われていたかが見えてきます。
手を抜く職人ほど、視線が集まりやすい部分だけは整え、
目が届きにくい箇所で工程を省いていることが少なくありません。
そうした部分には、塗りムラや処理不足がそのまま残り、
結果として「前回の工事が丁寧だったか、それとも雑だったか」がはっきり分かります。
2. 塗り替え時期を逃した外壁が語るサイン
「まだ見た目はそこまで悪くないから大丈夫」
これは、現場で本当によく聞く言葉です。
しかし、職人が触ると分かる劣化サインがあります。
- 手で触ると白い粉が付く(チョーキング)
- ヘアークラック(細かいひび割れ)が無数に入っている
- 塗膜が硬くなり、防水性を失っている
これらは、塗り替え時期を過ぎている外壁の典型的な状態です。
この段階になると、単なる塗装では済まず、補修工程が増えるケースもあります。
職人の本音としては、
「あと2〜3年早ければ、もっと良い状態で仕上げられたのに」
と感じる現場は少なくありません。
3. 仕上がりに差が出る家・出ない家の違い
同じ塗料、同じ工程で塗っても、仕上がりに差が出る家があります。
その違いは、実は施工当日だけの話ではありません。
差が出やすい家の特徴は、
- 外壁の状態を事前にしっかり確認している
- 劣化状況を理解した上で工事に入っている
- 「とりあえず塗る」ではなく、目的が明確
一方で、
「とにかく安く」「早く終わればいい」
というケースでは、どうしても仕上がりや持ちに影響が出やすくなります。
職人としては、下地が整っている家ほど、塗装が素直に応えてくれる感覚があります。
4. 職人が密かに安心する施主の一言
現場で職人が安心する瞬間があります。
それは、施主からこんな一言が出たときです。
「状態が悪ければ、必要なことはちゃんとやってください」
この言葉があると、
- 見えない部分の劣化も正直に伝えられる
- 「最低限」で済ませる判断をしなくて済む
- 工程を削らずに仕事ができる
という空気が現場に生まれます。
逆に、「見た目だけきれいになればいい」「とにかく予定通り終わらせてほしい」という前提が強いと、
職人側も「ここは言っても通らないだろうな」と判断してしまう場面が出てきます。
まとめ|外壁塗装は家と人の関係性が仕上がりを左右する
外壁塗装は、単なる作業ではありません。
これまで家が歩んできた時間と、これからの暮らしをつなぐ仕事です。
職人の目から見ると、
- 外壁には必ず「これまでの履歴」があり
- 塗り替え時期には明確なサインがあり
- 施主の考え方が仕上がりに影響する
という現実があります。
だからこそ、外壁塗装を考える際は、「今きれいにする」だけでなく、
「この家をどう保っていきたいか」を意識することが大切です。
それが結果的に、外壁の持ちを良くし、住まいの価値を守ることにつながります。

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