
はじめに
外壁塗装や補修工事の説明で、よく聞くのが
「どうせ足場を組むなら、全部まとめてやった方が得ですよ」
という言葉です。
一見すると、合理的で親切な提案のように聞こえます。
しかし現場では、この一言が原因で後から違和感や後悔につながるケースも少なくありません。
1. 「得」の基準が金額だけになっていないか
まとめ工事の「得」は、多くの場合、今回の工事費用だけを指しています。
確かに、足場代が一度で済む分、短期的な金額は抑えられることがあります。
ただし、工事は「今回いくらか」だけで終わる話ではありません。
- 次はいつ工事が必要になるのか
- そのとき、また同じ工事をやり直すのか
ここまで含めて考えないと、本当の意味で「得かどうか」は判断できません。
2. 部位ごとの劣化スピードは同じではない
外壁・屋根・防水・鉄部など、
建物の各部位は劣化の進み方がまったく異なります。
- すでに限界に近い部分
- まだ数年は問題ない部分
これらを同じタイミングで工事すると、本来まだ手を入れなくてよい部分まで
前倒しで施工することになります。
結果として、「一番早く劣化した部分に合わせて、また全体を工事する」
という流れになりやすくなります。
3. 将来の選択肢を狭めてしまうこともある
まとめて工事をすると、その時点ではスッキリします。
ただ、数年後に
- 住み方が変わった
- 売却や建て替えを考え始めた
- 予算の考え方が変わった
工事を前倒しするということは、将来の選択肢を先に使ってしまう、
という側面もあるのです。
4. 分けて考えることで見える判断もある
本来は、
- 今回やるべき工事
- 今回は見送っても問題ない工事
- 将来計画として考える工事
を整理したうえで、「まとめるかどうか」を判断するべきです。
最初から「全部まとめて」が前提になっている説明は、
その整理が省かれている可能性があります。
まとめ|「まとめて=正解」ではない
まとめて工事すること自体が、悪いわけではありません。
ただしそれは、建物の状態や将来の計画を踏まえた結果であるべきです。
金額だけでなく、工事のタイミングと意味まで説明されているか。
そこに違和感があるなら、一度立ち止まって考える価値があります。

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