はじめに
外壁に ポコッ と膨れが出ている――
これは“外側の塗膜”の問題ではなく、内部の密着が壊れているサイン です。
膨れは、汚れや色あせとは違い、
内部で水分・空気・旧塗膜の浮きが進行している危険状態。
放置すれば、
- 塗膜が一気に剥がれる
- 水が浸入して下地が腐る
- さらに建物全体の劣化を早める
など深刻なトラブルにつながります。
未来美創の多くの現場で見てきた“膨れの本当のメカニズム”を、徹底的に解説します。
1.まず知ってほしい：“膨れ”は表面の問題ではない
多くの人が「塗り方が悪くて膨れた？」と思いがちですが、実際は違います。
膨れは、 外壁の表面の塗膜ではなく、その下の層で起きている現象 です。
つまり…
原因が“内部”にある限り、上から塗り直しても必ず再発します。
これは非常に重要なポイントとなります。
2. “膨れが起きやすい家”には共通点がある
- 日陰で乾燥が遅い
- 北面に苔が多い
- 旧塗膜が劣化して粉化している
- 築年数が長く、複数回塗装している
- コーキングが切れて水が回っている
- ベランダ・バルコニー下
こうした家は、特に注意が必要です。
3. なぜ膨れは“プロでも難しい”症状なのか？
膨れは、
原因が一つではなく複数が絡むため、見た目だけでは判断できない からです。
- 内部の湿気
- 外壁の温度
- 旧塗膜の構造
- 劣化の深さ
- 外壁材のクセ
- 周辺環境の湿気の逃げ道
これらを総合的に読み取る“診断力”が必要。
だから施工会社のレベル差が最も出る部分でもあります。
まとめ
膨れは外壁の深刻なSOS。
原因は、乾燥不足、密着不良、旧塗膜の相性、水の侵入、熱の動き
など多岐にわたり、表面だけ塗り直しても解決しません。
膨れは、外壁塗装の中でも特に“診断力と技術力”が求められる症状です。
原因をしっかり見極めなければ、塗料本来の性能を十分に発揮できません。
未来美創では、外壁の状態を丁寧に読み取り、
それぞれの家に最適な処置を行うことで、
“この先も長く安心して暮らせる外壁”へ導く施工にこだわっています。
佐賀市で外壁塗装や屋根塗装のことなら塗装専門の【未来美創】におまかせください！
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