はじめに
「同じ塗料を使っているのに、価格が全然違う…」
そんな見積もりを見たことはありませんか?実はその差、塗る量=塗布量 にあるかもしれません。
塗料はただ塗るだけではなく、
メーカーが定めた“適正塗布量”を守ることで、
本来の性能(防水・耐候・ツヤ・密着性)が発揮されるように設計されています。この記事では、塗布量が塗装の品質にどれほど影響するのかを、
未来美創が現場経験をもとにわかりやすく解説します。
1. 塗布量とは?
「塗布量」とは、1㎡あたりに塗る塗料の量のことです。
メーカーの仕様書には、塗料ごとに“標準塗布量”がしっかり決められています。
| 例:シリコン系塗料の場合 | 標準塗布量 |
|---|---|
| 下塗り | 0.12〜0.18kg/㎡ |
| 中塗り | 0.15〜0.20kg/㎡ |
| 上塗り | 0.15〜0.20kg/㎡ |
つまり、1軒分の家(150㎡)であれば、
合計で約70kg〜80kgの塗料を使用するのが目安。
見積書に「使用量が少ない」場合、
それだけ“薄塗り施工”のリスクが高くなるということです。
2. 薄塗り施工で起こるトラブル
塗布量が不足すると、
塗料の持つ性能が十分に発揮されません。
代表的なトラブルは以下の通り
| 症状 | 原因 |
|---|---|
| ムラ・透け | 塗膜が薄く、下地の色が残る |
| 早期の色あせ・チョーキング | 塗膜が紫外線に耐えられない |
| 塗膜の剥がれ・浮き | 密着力不足・乾燥不良 |
| 耐用年数の短縮 | 塗料の保護性能が出ない |
一見キレイに見えても、数年後に劣化が急速に進むことがあります。
3. 適正塗布量を守る=品質保証の第一歩
メーカーが発行する「製品仕様書」には、
塗布量・塗り回数・乾燥時間がすべて明記されています。
未来美創では、これらを厳守しながら施工しています👇
- 1回目(下塗り)で下地をしっかり整える
- 2回目・3回目で規定の塗膜厚を確保
- 面積と塗料の使用量を施工管理表で記録
“見えない部分こそ丁寧に”が、未来美創のモットーです。
4. なぜ薄塗り工事が起きるのか?
残念ながら、塗装業界では「見積を安く見せるために、塗料の使用量を減らす」
という不正施工が起こることがあります。
- 本来3回塗りのところを2回で済ませる
- 塗料を希釈(水で薄める)しすぎる
- 1回の塗膜を極端に薄くする
これらはすべて、短期的なコスト削減の代わりに長期的な品質を犠牲にする行為です。
“安さ”だけで選ぶと、結果的に再塗装が早まりコストが高くつくことも。
5. 信頼できる業者を見極めるポイント
- 使用塗料の「メーカー名」と「使用量」が見積書に明記されている
- “3回塗り”の工程(下塗り・中塗り・上塗り)が含まれている
- 施工中の写真や記録をきちんと残している
未来美創では、塗料の使用量や塗り重ねの状態を職人同士で共有し、
常に適正な塗布量・品質を保てるよう徹底管理しています。
まとめ
高品質な塗料を選んでも、正しい塗布量と施工手順を守らなければ、その力を十分に発揮できません。
“適正塗布量=塗料の性能を100%発揮させる”ための基本。
“安い工事”ではなく、“正しい工事”を選ぶことが、建物を長持ちさせる一番の近道です。
未来美創は、メーカー基準を遵守した“正直な塗装”をお約束します。

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