
はじめに
「手すりの一部が赤くなってきた」「鉄骨がポロポロしている」
そんな“錆”を見たことはありませんか?
実はその小さな変化こそ、建物劣化のはじまりのサイン。
錆は放っておくと、建物全体の強度を落とし、修繕費用を大きく押し上げてしまうことがあります。
錆の怖さ・防錆の大切さ・そして“状態に合わせた施工”の重要性をわかりやすく解説します。
1. 錆は「自然に進む劣化」
金属は空気中の酸素と水分に反応し、「酸化鉄」へと変化します。
これが、いわゆる“錆”です。
💬 錆は一度発生すると、自力では止まりません。
つまり、放置=腐食が止まらない。
見た目だけでなく、内部まで進行すると金属の強度が低下し、
最悪の場合は倒壊・事故・漏水につながることもあります。
2. 錆の進行度によって施工方法は変わる
防錆塗装は「一律の作業」ではありません。
錆の進行状態によって、最適な処理・塗料・手順が異なります。
| 錆の状態 | 必要な処理 | 推奨塗料・方法 |
|---|---|---|
| 🔸表面が少し変色・粉っぽい | 軽ケレン・防錆プライマー | 一般防錆塗料で対応可 |
| 🔸赤錆が広がり、塗膜が浮いている | 強ケレン・下地再整備 | エポキシ系防錆下塗り+中・上塗り |
| 🔸金属が膨らんで欠けている | 錆除去+パテ補修・部分交換 | 無機系・重防食塗料を使用 |
| 🔸鉄骨内部・溶接部が侵食 | 大規模改修・鉄部補強 | 専用防錆システムで施工 |
同じ「防錆塗装」でも錆の深さによって、工法も費用も大きく変わるのが現実です。
3. 「少し高くても」錆の状態に合わせた施工が必要な理由
「防錆って、どれも同じじゃないの?」
そう思われがちですが、実は大きな違いがあります。
錆の進行を止めるには、“現状に合った処理”をしないと逆効果。
- 軽い錆を強すぎる塗料で覆うと、塗膜が密着せず早期剥離
- 深い錆を軽い塗料で覆うと、内部で腐食が続いて塗膜が膨張
- 正しい下地処理を省くと、数年で再発
一時的に安く見える工事より、
錆の状態に合わせた“正しい施工”が、結果的に長持ちで経済的。
未来美創では、現地調査時に錆の状態を細かくチェックし、
最適な防錆プランを複数ご提案しています。
4. 錆を防ぐ「プロの防錆工程」
① ケレン作業(研磨)
錆や古い塗膜を除去。鉄面を生き返らせる。
② 防錆プライマー(下塗り)
錆の発生を防ぎ、金属と上塗りの密着を強化。
③ 中塗り・上塗り
環境や用途に合わせて選定。防水・耐候・美観を確保。
「どんな塗料を使うか」よりも、「どう下地を整えるか」それが防錆塗装の本質です。
5. 錆を放置するリスク
| 被害 | 内容 |
|---|---|
| 構造腐食 | 鉄骨や手すりが弱り、倒壊の危険 |
| 設備トラブル | シャッターや扉が動かなくなる |
| 雨漏り・サビ水 | 外壁や屋根から内部腐食が進行 |
| 修繕費増加 | 早期対応なら数万円→放置で数十万円規模 |
早めの点検と塗装で「修理」ではなく「保護」に変える。
それがコスト削減の最善策です。
まとめ|防錆は“費用ではなく価値”で考える
防錆は、「安く塗る」か「長く守る」かで結果が大きく変わります。
少し高くても、錆の状態に合わせた正しい施工を選ぶこと。
それが、建物を10年・20年と安心して使い続けるための最善策です。未来美創は、錆の診断から最適な防錆プランまで、地域密着で丁寧にご提案いたします。

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